無気力・無感情になってしまったアラサーニートちゃん 感情の扉をこじ開ける、引きこもり自立支援非営利組合の更生の記録

無気力で何も感じなくなったアラサーのニート女性が、引きこもり自立支援組合の過激な更生プログラムに身を投じる本作。彼女の無表情だった顔が、汗や涙、唾液が絡み合うたびに徐々に火照っていく様が克明に描写される。絶叫や息遣い、混ざり合う愛液と精液のきらめきが、生々しい質感でカメラに映し出され、見る者の理性を刺激する。無感情だった彼女が快楽の波に翻弄され、最後には感情の扉が大きく開かれていく圧巻のドキュメントだ。

舞台はNPO風の自立支援施設。無気力な女性がスタッフたちの手により、閉ざした心と身体を少しずつ解き放たれていく過激な「更生」の現場が展開される。薄暗い寮の一室、面談を装った密室空間、慈悲も迷いもない強制的なプログラム。彼女のプライドも羞恥心も一枚一枚剥ぎ取られていくなかで、集団での指導や人目を気にしながらの行為が展開し、非日常感・背徳感がたっぷりと味わえる構成だ。

最初は表情一つ変えず、スタッフの問いかけにも無反応な彼女。しかし、濃厚なキスで唾液が唇をつたうと徐々に息が荒くなり、無意識に身体が反応し始める。乳首や太もも、敏感な部分を丹念に愛撫されることで、じんわりと汗ばんだ肌に愛液が染み出し始める。指先や舌がゆっくりと彼女の秘所をなぞるたび、抑えていた欲情がにじみ、やがて身体全体が啼き始める。徐々に呼吸が乱れ、指が愛液で滑る音が密室にこだまする様子が官能的だ。

そして本番へ。無理やり膝を開かされる屈辱の体位から始まり、スタッフが容赦なく彼女の奥へと肉棒を突き立てる。激しいピストン運動に合わせて、肉体がぶつかる音、滴り落ちる汗や弾ける快感が交錯する。拒絶しようとするも、次第に絶頂へ導かれる彼女――愛液が溢れてとろとろになった秘部から、何度も中に射精され、精液がこぼれ出す背徳感あふれる描写が圧巻。最後は全身が脱力し、涙と涎を垂らしながら快楽に溺れ、新たな感情を覚醒させて作品は幕を閉じる。