湯けむり天獄～縄情の宿～19 天縄美月 編 弥生みづき

「湯けむり天獄～縄情の宿～」シリーズの19作目。美しい温泉旅館を舞台に、弥生みづきが演じる「天縄美月」が縄の魅力に溺れていく姿を描いた緊縛官能作品。温泉宿の女将として毅然とした態度で宿を切り盛りする美月だが、ある客に縄の虜にされていく。みづきの白い肌が赤い縄に食い込む様子は芸術的で、汗と湯気が交じり合い、縄の締め付けに喘ぐ表情が艶めかしい。緊縛シーンの美しさと、そこから解放される快感に溺れる姿のコントラストが見事に表現されている。

古き良き和の趣を残す温泉旅館。静かな湯けむりの中、女将である美月は日々の雑事に追われていた。訪れた客の中に緊縛師がおり、その技と縄の虜になっていく展開。客室での密会、露天風呂での緊縛プレイ、さらには宿の離れでの過激な調教まで、場面ごとに異なる雰囲気が楽しめる。特に湯けむりが立ち込める中での緊縛シーンは幻想的で、みづきの肌から湧き上がる汗と湯気が混じり合い、うっすらと赤く染まった肌が縄に締め付けられる様子は官能的極まりない。

緊縛という特殊なプレイがメインとなるため、通常の前戯とは一線を画する作品。縄で縛られる過程そのものが長い前戯のようなもの。最初は抵抗する美月だが、徐々に縄の締め付けを感じるたびにビクビクと体を震わせ、吐息が漏れるように。首筋や耳たぶへの執拗な愛撫、縄の間から覗く乳首への刺激に「ふぁっ…んぅ…」と色っぽい声を漏らす。愛液がじわりと溢れ出し、太ももを伝い落ちる様子も克明に映し出される。緊縛の締め付けと愛撫のバランスが絶妙で、拘束されながらも快感に溺れていく表情の変化が見どころ。

縄に縛られたまま行われる性交は、通常とは異なる刺激と興奮を生み出す。体の自由が利かないぶん、与えられる快感はより強烈に。M字開脚で縛られたまま、グチュグチュと音を立てながら激しく突かれるシーンでは、みづきの目に涙が浮かびながらも快感で頬を紅潮させる。特に印象的なのは、半身浴の状態で行われる情事。湯と汗と愛液が混ざり合い、「んっ…あぁっ…もう、だめぇ…!」と何度もイかされる場面は必見。最後は縄から解かれ、開放感と共に迎える絶頂で、全身をびくつかせながら白濁液を受け止める姿が淫靡で美しい。