リボの女 ～支払いの終わらない私は今日も誰かの肉壺となります～ 小野寺舞

新作「リボの女」は、借金地獄に陥った主人公・小野寺舞を鮮烈に描いた問題作。リボ払いという現代の罠に堕ちた彼女が、返済のために体を差し出すという過酷な選択を迫られる様子が生々しく描かれています。舞の表情が徐々に変わっていく過程が見事で、最初は屈辱に耐える表情から、次第に快楽を受け入れていく変化が丁寧に表現されています。汗で濡れた肌が照明に照らされる瞬間の美しさと、喘ぎ声が部屋に響き渡る緊張感が見事に調和しています。

リボ払いの返済に追われる舞は、ある日債権者から「別の返済方法」を提案される展開から物語は始まります。高級マンションの一室、オフィスの応接室、車内など様々な場所で、彼女の尊厳と引き換えに借金が少しずつ減らされていく構図が痛々しいほど生々しい。「これで終わり」と思うたびに新たな取り立て男が現れ、ぐっしょりと汗で濡れた体で次の相手を受け入れる彼女の姿に胸が締め付けられます。「じゅぷじゅぷ」という卑猥な音と共に、彼女の心が壊れていく過程がリアルに描写されています。

小野寺舞の柔らかい肌を這う男たちの指先が絶妙なタッチで描かれています。最初は嫌がる彼女も、耳元での甘い囁きと首筋への執拗なキスで次第に抵抗が弱まっていく。特に印象的なのは、オフィスでのシーン。机に座らされた彼女の太ももを優しく撫で回しながら、耳をぺろぺろと舐められるうちに、「んっ…あぁ…」と漏れ出す吐息と共に、パンティに染み出る愛液が見事に捉えられています。乳首を摘まれた瞬間の「ひぃっ！」という声と背中の反りが、彼女の感度の高さを如実に物語っています。

小野寺舞の体を貪る激しいセックスシーンの数々は圧巻です。特に印象的なのは、高層マンションの窓際での立ちバック。街の明かりを背景に、「あっ、あっ、イっちゃう！」と叫ぶ彼女の姿が映し出されます。汗と愛液で濡れた結合部からは「じゅぽじゅぽ」という卑猥な音が漏れ、激しいピストンに合わせて彼女の胸が揺れる様子が生々しい。別のシーンでは、複数の男に囲まれ、口と両手、そして下の口全てを埋められた彼女が、「んんっ！」と喉奥から響く声と共に全身を震わせながら絶頂に達する姿も圧巻。最後は顔に降りかかる熱い精液を受け止める彼女の表情が、屈辱と快楽の狭間で揺れ動く複雑な感情を見事に表現しています。