NTR 満たされないカラダに有毒な愛を 橘内ひなた

人妻のひなたは、表面上は夫との仲も良好だが、長い間SEXレスの状態が続いていた。新婚を過ぎればこれが普通なのかもしれないと思っていたある日、コンビニで流れていたAV男優・ジョニー大貫の歌に心が揺さぶられる。満たされないカラダを持て余す日々。そんな彼女の前に現れたのは、妖艶な魅力を放つ男だった。禁断の関係に足を踏み入れていくひなた。夫には決して見せない表情で、官能の世界に溺れていく姿が生々しく描かれる。理性と欲望の狭間で揺れる人妻の姿に息を呑む作品だ。

夫との関係は悪くないものの、肉体関係の乏しさに悶々とした日々を送るひなた。ある日、偶然出会った男の強引なアプローチに最初は戸惑いながらも、次第に惹かれていく。ホテルの一室、男の自宅、時には人目につく場所でのスリルある密会。「これが最後」と思いながらも、男の情熱的な愛撫と言葉に翻弄され、何度も関係を持ってしまう。じっとりと汗ばんだ肌と肌が重なり合い、背徳感と快感が入り混じる官能シーンの数々。夫の帰りを待つ自宅のリビングでさえも、彼らの秘密の逢瀬の場所になってしまう。

男の指先が彼女の体を這うたび、ひなたは恥ずかしさと期待感に全身を震わせる。長い間忘れていた女としての悦びを思い出させるかのように、男は丁寧に彼女の全身を舐め回す。首筋から耳たぶ、そして敏感な胸元へ。「だめ…そこ…あぁん」と漏れる吐息と共に、ひなたの理性は少しずつ崩れていく。男の舌が下腹部へと這い、太ももの内側を舐め上げると、彼女の秘所からはじわりと愛液が溢れ出す。「もう、こんなに濡れてる…」と囁かれるたび、恥ずかしさと興奮が全身を駆け巡る。クチュクチュと卑猥な音を立てながら、指で愛撫される快感に身を委ねていく。

ひなたの中に男が入ると、「んッ…あぁッ…」と声にならない声が漏れる。SEXレスで久しく忘れていた快感に、全身が痙攣するように反応。男の激しいストロークに合わせて、彼女の腰も次第に動き出す。「もっと…もっと奥まで…」と自分でも信じられないような言葉を口走る。汗と愛液で濡れた肌同士がぶつかり合い、パンパンと肉の打ち合う音と、グッチュグッチュという粘着質な音が部屋に響き渡る。絶頂に達したひなたの体が弓なりに反り、男が最後の一突きと共に彼女の中で果てると、どろりとした精液が溢れ出す。「あぁ…こんなに出して…」と恍惚とした表情で呟く彼女の姿は、もはや貞淑な人妻の面影はない。